こんにちは!福岡の美容室モッズヘアを愛用しているヘアスタイル好きです♪
「雑誌で見たヘアスタイルにしたのに、なんか違う…」
「インスタで人気のヘアスタイルにしたけど、周りの反応がイマイチ…」
「自分に似合うヘアスタイルって、どうやって見つければいいの?」
こんな悩み、持っていませんか?
実は、世の中にあふれる「トレンドヘア」や「人気ヘアスタイル」が、あなたに似合うとは限らないんです。むしろ、顔型や髪質を無視して流行だけを追いかけると、なんとなく違和感のある仕上がりになってしまうことも…
でも大丈夫!今回は、10年以上のキャリアを持つ現役美容師が、「自分に本当に似合うヘアスタイルの見つけ方」をご紹介します。あなたの個性や特徴を活かした、周りと差がつくヘアスタイル選びのコツをお教えしますね。
ヘアスタイルは、メイクやファッションと違って毎日簡単に変えられるものではありません。だからこそ、自分に似合うスタイルを見つけることが大切なんです。似合うヘアスタイルを見つければ、毎日の身支度も楽しくなり、自信も湧いてくるはずですよ♪
それでは早速、あなたに似合うヘアスタイルを見つける方法をご紹介していきましょう!
1. まずは自分の「顔型」を知ろう!
ヘアスタイル選びで最も重要なのが、自分の顔型を正確に把握すること。顔型に合わせたヘアスタイルを選ぶことで、バランスの良い印象を作り出すことができます。
主な顔型の特徴とおすすめスタイル
丸顔(ラウンド型)
特徴:
- 頬がふっくらとしている
- 顔の横幅と縦の長さがほぼ同じ
- エラの張りがあまりない
- 丸みを帯びた輪郭
おすすめヘアスタイル:
- 顔周りに動きやレイヤーを入れたスタイル
- サイドの髪を耳にかけるか、すっきりさせるスタイル
- 前髪は斜め(サイド)やシースルーバング
- トップにボリュームを出し、縦のラインを強調するスタイル
避けたほうが良いスタイル:
- ぱっつん前髪
- 顔まわりが重たいボブ
- サイドにボリュームが出るスタイル
面長(オーバル型)
特徴:
- 縦に長い輪郭
- おでこから顎までの距離が長い
- 頬のラインがすっきりしている
おすすめヘアスタイル:
- サイドにボリュームを出したスタイル
- シャギーやレイヤーを入れた動きのあるミディアムヘア
- 横に流す前髪や厚めの前髪
- 顎ラインで切りそろえたボブ
避けたほうが良いスタイル:
- トップにボリュームが出るスタイル
- センター分けの前髪なしスタイル
- 縦ラインを強調するストレートロング
ベース型(逆三角形)
特徴:
- おでこや頭部が広め
- 顎に向かって細くなる
- 頬骨が目立ちやすい
おすすめヘアスタイル:
- 顎周りにボリュームを出すボブやロブ
- 柔らかい質感の髪型
- 長めの前髪で額を隠すスタイル
- 耳下からボリュームを出すレイヤーカット
避けたほうが良いスタイル:
- トップにボリュームを出すスタイル
- オールバックやアップスタイル
- 短すぎるショートヘア
エッグ型(卵型)
特徴:
- バランスの取れた輪郭
- おでこはやや広め
- 顎に向かって細くなるが、丸みを帯びている
おすすめヘアスタイル:
- ほとんどのヘアスタイルが似合う黄金比の顔型
- 特に柔らかいウェーブやカール
- 前髪あり・なし両方OK
- ショートからロングまで幅広く対応可能
自分の顔型の見つけ方
- 鏡の前で髪を全て後ろに引いて、顔の輪郭をはっきりと見えるようにします。
- 顔の最も広い部分はどこかを確認します(おでこ、頬骨、顎のライン)。
- 顔の長さと幅の比率を見ます。
- 以上を総合して、最も近い顔型を判断します。
迷う場合は、スマホで正面から撮影した自分の写真を用意し、輪郭をなぞってみるとわかりやすいですよ。また、信頼できる美容師さんに相談するのも良い方法です。
次回のカット前に自分の顔型をチェックしておくと、美容師さんとの相談もスムーズになります。自分に合ったヘアスタイルを見つける第一歩として、まずは「顔型診断」をやってみてくださいね!
2. 髪質・髪の悩みを正確に把握しよう
ヘアスタイル選びで重要な第二のポイントは、自分の髪質や髪の悩みを正確に把握すること。どんなに素敵なヘアスタイルでも、髪質に合っていないと毎日のスタイリングが大変だったり、うまく決まらなかったりします。
主な髪質タイプとそれぞれに合うスタイル
剛毛・硬い髪質
特徴:
- 髪一本一本が太い
- コシがあって立ち上がりやすい
- パーマがかかりにくい
- 広がりやすい
おすすめヘアスタイル:
- 重めのボブやワンレングス
- 毛先を重くしたグラデーションカット
- レイヤーを入れすぎないスタイル
- 内巻きにしやすいミディアムヘア
スタイリングのコツ:
- オイルやクリームなど重めのスタイリング剤を使う
- 乾かす時はブラシでしっかり引っ張りながら乾かす
- ヘアアイロンを使って毛先を内側に整える
細毛・軟毛
特徴:
- 髪が細く柔らかい
- ペタンとしやすい
- ボリュームが出にくい
- パーマの持ちが良い
おすすめヘアスタイル:
- 軽いレイヤーを入れたスタイル
- パーマを活かしたスタイル
- ショートやボブなど短めの髪型
- 前髪にシャギーを入れたスタイル
スタイリングのコツ:
- 根元にパウダー系スプレーやワックスを使ってボリュームアップ
- ドライヤーは頭を下に向けて乾かし、根元を立ち上げる
- スタイリング剤は軽めのものを選ぶ
くせ毛・ウェーブヘア
特徴:
- 自然なウェーブやカールがある
- 湿気に反応しやすい
- スタイリングが崩れやすい
- 広がりやすい
おすすめヘアスタイル:
- くせを活かしたボブやミディアム
- ゆるめのパーマをプラスしたスタイル
- 毛先にニュアンスを出したレイヤースタイル
- くせ毛を生かしたショートヘア
スタイリングのコツ:
- 洗い流さないトリートメントやヘアオイルで保湿
- ドライヤーはディフューザーを使用
- アウトバストリートメントで湿気対策
猫っ毛(少ない・柔らかい髪)
特徴:
- 髪のボリュームが全体的に少ない
- 頭皮が透けて見えることがある
- 軽くてふわっとしやすい
- セットが崩れやすい
おすすめヘアスタイル:
- 段差を少なくした重めのボブ
- サイドの髪を厚くしたスタイル
- パーマで動きを出したスタイル
- 前髪を多めにとったスタイル
スタイリングのコツ:
- ワックスやムースで根元をしっかり立ち上げる
- カラーリングで髪を太く見せる効果を活用
- 乾かす時は根元からしっかり乾かす
自分の髪質の見極め方
- 洗髪後のドライ時間を確認:乾きが早いのは細毛、時間がかかるのは太い髪の特徴
- 髪一本の太さを指で感じる:細いか太いか
- 濡れた時と乾いた時の違いを観察:くせ毛は乾くと変化が大きい
- スタイリングの持ちを確認:崩れやすいのは細毛や軟毛の特徴
正確な髪質診断は、美容師さんに相談するのが一番確実です。カウンセリング時に「私の髪質はどのタイプですか?」と質問してみましょう。プロの目から見た正確な髪質情報を元に、あなたに最適なヘアスタイルを提案してもらえますよ。
髪質に合ったスタイルを選ぶことで、毎日のスタイリングがぐっと楽になります。無理なスタイルを選ぶと日々のセットが大変になるので、自分の髪質の特性を活かしたヘアスタイル選びを心がけましょう!
3. ライフスタイルに合ったヘアスタイルを選ぼう
いくら顔型や髪質に合ったヘアスタイルでも、あなたの生活スタイルに合っていなければ毎日が大変です。理想のスタイルを維持するためのセット時間や手間、メンテナンス頻度などを考慮することが、長く愛せるヘアスタイル選びには欠かせません。
ライフスタイル別おすすめヘアスタイル
朝の時間がない忙しい方
おすすめヘアスタイル:
- 乾かすだけで決まるベーシックなボブ
- ショートヘア(特にマッシュルームショート)
- パーマを活かした自然乾燥OKなスタイル
- 前髪なしのオールバックスタイル
ポイント:
- 髪質を活かした「計算されたラフさ」が重要
- 朝のセット時間5分以内を目指す
- 寝ぐせがつきにくいカットを選ぶ
- 月1回のメンテナンスカットで形を保つ
オフィスワークの方
おすすめヘアスタイル:
- 清潔感のあるミディアムレイヤー
- アップスタイルにもできるセミロング
- サイドの髪を耳にかけられるボブ
- ナチュラルな前髪ありショート
ポイント:
- TPOに合わせてアレンジできる長さと形
- 簡単にまとめられる長さ
- 崩れにくい安定感のあるカット
- 華やかさと清潔感のバランス
育児中のママさん
おすすめヘアスタイル:
- ひとつに結べるミディアムヘア
- 耳にかけられる長めのボブ
- 前髪長めのショートヘア
- 乾かすだけで決まるレイヤースタイル
ポイント:
- 手がかからないメンテナンスの少なさ
- 子どもに引っ張られても痛くない設計
- 洗いやすく乾きやすい長さ
- ピンやゴムでサッとまとめられる
アクティブな趣味がある方
おすすめヘアスタイル:
- スポーツ時にまとめやすいセミロング
- 汗をかいても復活しやすいマッシュショート
- 多少崩れてもサマになるパーマスタイル
- 汗で濡れても決まるウェットスタイル
ポイント:
- 活動中に邪魔にならない設計
- 汗や風に強いスタイリング方法
- 簡単にリセットできるスタイル
- 帽子をかぶっても崩れにくいカット
時間とコストを考慮する
ヘアスタイルを選ぶ際は、以下の点も考慮しましょう:
- 毎朝のスタイリング時間:
- 10分以上かけられるか、5分以内が理想か
- 使えるスタイリング機器(ドライヤー、アイロンなど)
- サロン通いの頻度:
- 月1回のメンテナンスは可能か
- 6週間以上空いても崩れにくいカットが必要か
- カラーやパーマのメンテナンス:
- 白髪染めの頻度はどれくらいか
- 伸びてきた時の変化が気になるか
- 季節の変化への対応:
- 夏は涼しげに、冬は暖かく見えるスタイルか
- 湿気の多い季節の広がりにどう対応するか
ヘアスタイルの「理想」と「現実」のギャップを埋める
インスタや雑誌で見たスタイルが素敵でも、モデルさんは撮影のためにかなりの時間をかけてセットしています。自分の日常生活の中で無理なく維持できるスタイルを選ぶことが大切です。
美容師さんに相談する際は、「朝のセット時間は〇分くらい」「〇週間に1回しかサロンに来られない」など、ライフスタイルの情報も伝えましょう。プロの美容師さんは、その条件の中でベストなスタイルを提案してくれますよ。
自分のライフスタイルに寄り添ったヘアスタイルは、毎日のヘアケアやスタイリングがストレスではなく、楽しみになります。「素敵だけど大変」より「ナチュラルで楽」なスタイルの方が、長く愛せるものです!
4. パーソナルカラーを意識したヘアカラー選び
自分に似合うヘアスタイルを完成させるために欠かせないのが、ヘアカラー選び。実は、あなたの肌の色や目の色に合わせた「パーソナルカラー」を意識することで、顔色が明るく見え、髪色と顔の調和が生まれます。
パーソナルカラーの基本
パーソナルカラーは大きく4つのシーズンに分かれています:
スプリング(春)タイプ
- 明るく温かみのある黄色みベース
- 肌は明るめの象牙色や黄みがかったベージュ
- 髪色は明るめのブラウン、ベージュ系、オレンジ系がおすすめ
- NGカラー:青みの強いアッシュ、暗すぎるカラー
サマー(夏)タイプ
- 明るく涼しげな青みベース
- 肌は青白く透明感がある
- 髪色はラベンダー系、ピンク系、ブルーアッシュ系がおすすめ
- NGカラー:オレンジ系、黄色みの強いゴールド系
オータム(秋)タイプ
- 深みのある暖色系
- 肌は黄みがかった小麦色や健康的なオークル
- 髪色はテラコッタ、マット系ブラウン、カッパー系がおすすめ
- NGカラー:ピンク系、青みの強いカラー
ウィンター(冬)タイプ
- コントラストの強い青みベース
- 肌は白くクリアまたはオリーブ系
- 髪色はブルーブラック、ワインレッド、クールなブラウンがおすすめ
- NGカラー:優しすぎるベージュ系、黄色みのカラー
自分のパーソナルカラーの見つけ方
- 肌のトーンを確認する:青みがかっているか、黄みがかっているか
- 金・銀アクセサリー:金が似合えば暖色系、銀が似合えば寒色系の可能性が高い
- 似合う服の色:明るくクリアな色が似合うのはスプリングかウィンター、柔らかいトーンが似合うのはサマーかオータム
- 専門家に診断してもらう:美容室やカラー診断サロンで確実に診断してもらうのも良い選択
年齢や季節に合わせたカラー選び
- 20代〜30代前半:チャレンジしやすい時期。透明感のあるカラーや鮮やかな色味も◎
- 30代後半〜40代:肌の変化に合わせて、少し明るめのカラーで顔色を明るく
- 50代以降:髪質の変化に対応し、柔らかさを出せるカラーを選ぶ
季節によっても微調整すると◎:
- 春夏は少し明るめに
- 秋冬は深みのあるカラーに
白髪がある場合のカラー選び
白髪がある場合は、以下のポイントも考慮しましょう:
- 明るすぎるカラーは白髪との差が目立ちやすい
- ファッションカラーと白髪染めを組み合わせたハイライトカラーも効果的
- 根元と毛先で色を変えるグラデーションカラーで伸びかけ対策
肌の色や年齢に合ったヘアカラーを選ぶことで、顔色が明るく若々しく見えるだけでなく、髪の毛自体も健康的に見えます。迷ったら、美容師さんにパーソナルカラー診断をしてもらいながら、あなたに最適なカラーを提案してもらいましょう。
5. プロに相談するときの上手な伝え方
どんなに自分で調べても、最終的にヘアスタイルを形にするのは美容師さん。希望するスタイルを正確に伝えるコツを知っておくことで、理想と現実のギャップを最小限に抑えることができます。
事前準備:参考写真の集め方
- 複数の角度から撮られた写真を集める(前・横・後ろ)
- 気に入った部分と気に入った理由を明確にしておく
- 似た髪質・髪の量の人の写真を選ぶ
- 「なりたいイメージ」と「具体的なスタイル」の両方の写真を用意する
効果的なカウンセリングのポイント
- 現状の悩みを具体的に伝える
- 「前髪が広がる」「サイドがぺたんとする」など具体的に
- 「今のスタイルのどこが気に入らないか」を伝える
- 希望を明確に、でも柔軟に
- 絶対に譲れないポイントと相談可能なポイントを分ける
- 「〇〇な感じ」ではなく「こういうシルエット」と具体的に
- ライフスタイル情報を共有する
- スタイリングにかけられる時間
- 使用しているスタイリング剤やツール
- サロン来店頻度の希望
- 専門用語に惑わされない
- わからない用語は遠慮なく質問する
- 「レイヤー」「グラデーション」など同じ言葉でも美容師によって意味が違うことも
信頼できる美容師の見つけ方
- SNSで投稿スタイルをチェックし、自分の好みに合う美容師を探す
- 口コミサイトよりも実際のスタイル写真で判断する
- 初めてのサロンでは、カット+カウンセリングだけのメニューから試す
- 一度で判断せず、2〜3回通って相性を見極める
カットの後のフィードバック
- 気になる部分はその場で伝える(帰ってから言うのは遅い)
- 「もう少し〇〇してほしい」と具体的に
- 家でのスタイリング方法を詳しく教えてもらう
- 次回に活かせるように写真を撮っておく
美容師さんとの相性は、ヘアスタイル満足度に大きく影響します。コミュニケーションを大切にし、あなたの髪質や骨格、ライフスタイルを理解してくれる「My 美容師」を見つけることが、似合うヘアスタイルを手に入れる最短ルートです。
カウンセリング時には遠慮せず、疑問や希望を伝えましょう。そして、美容師さんからの「それは難しい」というアドバイスも、あなたの髪質や骨格を考慮した専門家の意見として受け入れる柔軟さも大切です。
まとめ:あなただけの「似合うヘアスタイル」で毎日をもっと輝かせよう!
![似合うヘアスタイルで笑顔の女性イメージ]
自分に似合うヘアスタイルを見つけるための重要なポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?ここまでの内容をおさらいしましょう。
似合うヘアスタイルを見つける5つのステップ
- 顔型を知る:丸顔、面長、ベース型、エッグ型など、自分の顔の形に合わせたスタイル選びが基本
- 髪質・髪の悩みを把握する:剛毛、細毛、くせ毛など、自分の髪質の特徴を活かしたスタイル選び
- ライフスタイルに合わせる:朝の準備時間、仕事環境、メンテナンス頻度など現実的な条件を考慮
- パーソナルカラーを意識する:肌の色や目の色に合わせた髪色選びで、顔色を明るく見せる
- プロに上手に相談する:美容師さんとのコミュニケーションを大切に、希望を具体的に伝える
そして忘れてはならないのが、自宅でのヘアケアとスタイリング。サロン帰りの美しさを維持するための日々のケアも、似合うヘアスタイルを長く楽しむ秘訣です。
最後に大切なこと:自分らしさを大切に
流行のヘアスタイルや人気のスタイルも素敵ですが、最も大切なのは「あなたらしさ」。どんなに技術的に優れたカットやカラーでも、あなた自身が心地よく感じられないスタイルでは意味がありません。
自分の個性や魅力を最大限に引き出してくれるヘアスタイルこそ、本当に「似合う」スタイルです。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの「My Best ヘアスタイル」を見つけてください。
新しいヘアスタイルは、新しい自分との出会いでもあります。勇気を出して変化を楽しみ、ヘアスタイルを通じて自分らしい魅力を発見してください。あなたの髪が輝けば、毎日がもっと楽しくなるはずです!
美容室に行く前に、この記事をもう一度読み返して、美容師さんに伝えたいポイントをまとめておくと、より理想に近いスタイルが手に入りますよ。素敵なヘアスタイルとの出会いが、あなたの毎日をより輝かせることを願っています!
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